血糖値の上昇を抑制したり、腸内の環境を整えたり、ダイエット効果に役立つ働きがある酵母。
だからといってパンやお酒などの発酵食品を摂れば、その恩恵を受けられるというわけではありません。
微生物が持つ本来のパワーを発揮させるには、そのものを摂り入れることが必要になります。
ではどんなサプリメントを選んだらいいのでしょうか?
お酒を飲む機会が多い人のためにと、ウコンとビール酵母を混ぜたサプリがあるかと思えば、吸収性に優れて体に優しい亜鉛酵母というのもあります。
そのようにサプリの種類も様々です。
全体的によく販売されている製品の多くは「ビール酵母」のサプリです。
大麦の麦芽汁を発酵させるとビールができますが、発酵を終えて下に沈んだものを乾燥させたものがビール酵母。
ビール酵母にはビタミンB群やミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれているそうです。
ビタミンB群はエネルギーの供給や新陳代謝を助け、疲労の回復にも役立つほか、免疫力を高めて病気の予防にもなります。
ただ核酸が全体の約5%含まれているため、痛風の人はビールと同じように避けた方がいいと指摘する管理栄養士の方もいらっしゃいます。
核酸が分解されて尿酸となり、痛風が悪化する恐れがあるといわれているからです。
パン酵母を調べてみると、βグルカンという言葉をよく見かけます。
βグルカンはパンに含まれる食物繊維で、それが腸を刺激し便秘の改善に役立つほか、免疫細胞を活性化して体を健康な状態に保つといわれています。
βグルカンを含むものはハナビラタケやアガリスクなどのキノコ類で、キノコ類以外としてはパン酵母に含まれています。
知識や役割が分かっても、実際にどのサプリメントを選んだらいいのかとなれば、やはり自分の体質や改善したいことをよく考え、自分が飲みたいと思うサプリが一番良い事だと思います。